手作りこーれーぐーす(高麗古酒)

コーレーグースを作ってみた

taakko, 2014/09/21

沖縄料理屋のテーブルにある、こーれーぐーすを作ってみました。

「こーれーぐーす」とは、漢字になおすと「高麗古酒」となります。沖縄では古酒のことを「くーす」と読みます。

これは泡盛に島唐辛子を漬けて辛みをつけたもので、沖縄そばや炒め物などにちゃっとかけると辛さと泡盛のいい風味がつきます。

ふつうの野菜炒めや汁物にも、ちゃっとかけると一気に沖縄感を出してくれる素晴らしい調味料でございます。

材料

  • 島唐辛子 適量
  • 泡盛 適量
  • 清潔な空き瓶 適量

島唐辛子は沖縄物産店、沖縄旅行の際に市場・空港のお店などで入手できます。

本州在住者にとっては作ろうと思って作るものというより、島唐辛子が手に入ったから作っちゃおう!という感じでしょうか。

こーれーぐーすの作り方

材料集めが難関ですが、入手さえできればすごく簡単です。

泡盛に島唐辛子をぶっこんで放置しておけば、時間がこーれーぐーすを作ってくれます!

今回は我が家のベランダで作った島唐辛子使用です!

  1. 空き瓶は調味料の空き瓶を熱湯消毒して乾かしておきます。

    わたしは鍋にお水を張りその中に沈めてじわじわあたため、65度くらいで15分くらいしています。

    ビンが空いたばかりで同種のものを入れる場合にはそのまま使ってしまうこともあり。

  2. 島唐辛子をさっと水洗いします。

    ヘタをとって洗うと島唐辛子の中に水が入ってしまうかも、ということでこの時点ではヘタはまだとっていません。

    島唐辛子
    島唐辛子をさっと洗う
  3. 水気をとばすために、少し干します。干して並べるときにヘタを取りました。

    島唐辛子を干す
    島唐辛子を干す
  4. 水気がなく乾いた状態になった島唐辛子を空き瓶に詰めて泡盛を注ぎます。

    島唐辛子が大量にある場合には泡盛のビンに唐辛子を投入してしまってもよいでしょう!

    島唐辛子を空き瓶へ
    島唐辛子を空き瓶へ
  5. あとは室温で直射日光が当たらない場所におき、時間の経過を待つのみ。

    右側が先に漬けた方で、左側が漬けた直後のものです。その差約20日間。味見してみて辛みと風味が出ていれば使ってしまえ、という感じです。

    こーれーぐーす
    こーれーぐーす、20日の差でこのくらいの色の違い

こーれーぐーすの使い方

自宅で作ったものは辛みはもちろん、風味が格別です!

  • 沖縄そばはもちろんラーメンに卓上でちょろっとかける
  • 炒め物の仕上げにひと振りかける
  • 魚介系のパスタの仕上げにひと振り
  • お刺身のお醤油にひとたらし
  • ドレッシングに加える

海の幸系と相性が良いように感じます。

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