taakko, 2015/08/04
冷夏だという予報が嘘のように暑いかんかん照りの日が続く2015年8月です。
時間ができたので、梅の土用干しをしました。
漬けてから1ヶ月以上経過し、8月の暑い日に土用干しをするために梅干しの入れ物を開きました。
梅のいい匂いがまだ立ち上ります。
この浸かっている汁は梅酢ですから大事に取っておく必要もあり、食品用ビニール手袋をして梅を取り出し、ザルにならべます。
(梅酢については「梅干し 梅酢編」をご参照ください)
土用干し開始時はこんな感じで、まだ黄色っぽくて梅干しとしてはおいしそうには見えません。
1日中日中干して夕方にはこんな感じで、梅干しっぽさが少しでてきました↓
基本、夜に雨予報がまったくない日には、外に出しっぱなしにしました。
2日目、朝梅干しをひっくり返して、裏面にもお日様を当てます↓
3日目も前日同様、朝にひっくり返して干します↓
梅干しの表面に見える白いものは塩です。ひっくり返すとザルの跡がついています↓
3日目終了時、色が赤みを帯びて梅干しっぽさを増しています↓
この時点で比較的小さめのものは干し終わっても良さそうに感じたので、ビンに詰めてしまいました。
ビンに入れて3時間後くらいにはじわっと汁が出てきていました↓
少し大きめな梅たちの干しは4日目に突入、朝からお昼くらいまで干して終了にしました↓
終了時点の梅、薄皮にシワが寄り、中がぽたっとした感じでおいしそうにできあがりました↓
部屋に取り込み、お日様に当てられてホカホカな熱を取ってからビンに詰めました。
3000g の完熟梅を漬けて、計1830gの梅干しが出来上がりました↓
初めてにしては素晴らしい出来、と、自画自賛。
梅が良かったから、というのが成功のすべての原因のような気がします。
うちはいつも雑穀を混ぜ込んだごはんを炊いているのですが、今回ばかりは白米で食べたい。
白米を炊いてさっそく出来上がったばかりの梅干しで食べてみます。
酸っぱくて、フルーティーで、香りが良くてうまい!
塩だけで漬けた梅干しのことを「白干し梅」と言います。
高い塩分の白干し梅は、いつも買って食べているはちみつ梅干しのように一度にたくさんは食べられず、1個でごはん2〜3杯はいけてしまいます。
ごはん食べ過ぎ注意です。
3ヶ月ほど経過すると塩角がとれておいしくなるとのことです。
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