taakko, 2015/08/16
8月中旬に、本年の味噌の出来上がりとすることにしました。
これまでの今年の味噌の様子はこちらをごらんください↓
さっそく蓋を開けて重しを取ってみると、ラップの上に少しだけ溜まりがありました。
ほんの少しだけだけど、これはおいしいのでビンにいれて取っておきます。
できあがった味噌の表面は茶色くて、
中をほじくると黄土色の味噌が出てきました。
かき混ぜると重みがあまりなく、ふかふかな感じです。かといって中に空気が見て取れる感じではありません。
これ以上の発酵は必要ないので、重量を計りつつ小分けにして冷凍庫で保存します。約4.2kgの味噌ができあがりました。
甘くてまろやかな味噌が出来上がりました。
やわらかくて優しい味で、今までの中で一番の出来。
小分け後のケースに残った味噌は少量の水でさらって一回目のお味噌汁にするのが恒例なのですが、このときの美味しさが爆発的で、出汁などいらない!と叫びたいくらい。
その勝因はいかに。
今回の作り方で、今までの味噌作りとの大きな違いが2つあります。
ミンサーは以前にも書いた家庭用ミンサーです。
何しろ作業が楽だったし、作業があっという間にできたから温度管理がうまくできたと感じました。
しかし、私は味噌の中に時々入っている潰し忘れ大豆が好物なのですが、それがなくなってしまったことが少し残念でした。
次回はあえて少し混ぜてみようかな。。。
甘くてまろやかなのは、できたて生麹を使用したことが最大の理由だと考えています。
今回は蔵で塩きりしてもらった出来立て生麹が手元に届いてすぐ翌日に作業できたから、麹のコンディションが今までより断然良かったと思います。
今までは乾燥麹を塩と別に買ってきて麹の塩きりをすぐにしなかったし、麹入手後にすぐに作る、みたいなタイミングも取れていませんでした。
買ってきたらすぐに塩きりしてください、と、味噌作りの説明には書いてあるんですがね。
今回のように味が違うとなると、麹を買ってくるタイミングをきちんと計画するとか、買ってきてすぐ塩きり麹を作る手間を厭わないとか、次回からちゃんとできるようになると思います。
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