ゴーヤ

ゴーヤの梅酢漬け

taakko, 2014/10/01

昨年、ベランダ菜園で収穫したゴーヤを使って「ゴーヤの梅酢漬け」を漬けました。

参考にしたのはこの本。

ゴーヤ料理60選
ゴーヤ料理60選

「ゴーヤー料理60選」。昭和に発行された古めかしい本です。那覇のジュンク堂で購入。よく平成二十ウン年まで持ちこたえたものだ、と思います。

これに載っているレシピは、その見かけ通り少々古くさく、そしてやや強引に見えるものや、チャンプルーなど定番の料理、沖縄伝統の漬物など、なかなか見ごたえがあります。

その中で特に気になっていたのが「地漬(じーじき)」と「ゴーヤの梅酢漬け」です。

地漬はゴーヤを黒砂糖で1年ほど漬けるもので、粕漬け的な味わいのようです。

ゴーヤの梅酢漬けは氷砂糖と梅干で漬けるもので、1年は保存可能だそうです。

味の好み的に梅酢漬けに興味があり、4本のゴーヤで梅酢漬けを作ってみました。

ゴーヤの梅酢漬けの材料(目安)

  • ゴーヤ(種抜き正味) 500g
  • 塩 50g
  • 氷砂糖 250g
  • 梅干し 4~5個

ここで鋭い方はすでにお気づきでしょうが、梅酢漬けといいながら酢は一切使わないレシピです。

わたしはこの事実に一年経過した今頃気がつきました。

ゴーヤの梅酢漬けの作り方

  1. ゴーヤは縦半割りにしてスプーンで種を取り、4cm長さの1cm幅に切ります。たぶん↓のような感じ。
    ゴーヤ切り方
    ゴーヤ切り方
  2. ゴーヤと塩を交互に重ねて重石をして、1~2日ぐらい下漬けします。重しは氷砂糖1kgを使用しました。
    重石する
    重石する
  3. 2の水気を十分にふき取ったものと、梅干、氷砂糖を交互に入れて密閉しておきます。
  4. 日数がたつにつれて水分が出てきて十分につかるようになり、一ヶ月後くらいからいただけますが、1年ぐらい漬けこんだ方が一層おいしくなるそうです。

さて、1年後

じゃかじゃん。

このようになっています。

ゴーヤの梅漬け
ゴーヤの梅漬け

味は甘苦いです。甘酸っぱいとか甘辛いとかありますが、甘苦いという新感覚。

おいしい・おいしくないを超越した味です。

そのまま食べられるかと言えば、味見としてなら一切れ食べられるけれども、おかずとしてはちょっと遠慮したい、という感じ。

なので、ドレッシングにふた切れほど細かく刻んで入れてみましたが、量が多かったみたいで大変不評を買いました。

むー、難しい。

作ったからには使いたいところですが、使うとすれば味を複雑にする隠し味として少量をみじん切りにして使うことしか、今のところ思い当たっていません。

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