こぼれ梅チョコレートケーキ

こぼれ梅チョコレートケーキ

taakko, 2015/07/06

みりん粕が手元にたくさんあるので、消費するためにいろいろやってみることにしました。

こぼれ梅とは、みりん粕の別名です。さらにみりん粕とは、本仕込みのみりんを作る際にできる酒粕です。みりん風調味料では発生しないものだそうです。

元は米麹ともち米を米焼酎に漬け込んだものでアルコール分が入っていますから、子どもが食べる料理に入れる場合には工夫が必要かと思われます。

うちは大人だけですから、そこら辺の考慮はせずガシガシ使ってしまいます。

みりん粕を含む酒粕には、レジスタントプロテインというタンパク質が含まれており、便秘改善効果や、血中コレステロールの低下、肥満防止の効果があるらしい。

手元にあるのに使わない手はない、ということで、チョコレートケーキを作る予定があったんで入れてみました。

通常チョコレートケーキとの違いは、みりん粕に甘みがあるので若干砂糖を控えたということ、みりん粕で十分リキュールになると思うのでブランデーを入れなかったということです。

こぼれ梅チョコレートケーキの材料(型2本分)

  • ダークチョコレート 200g
  • バター 200g
  • グラニュー糖 90g
  • 卵 4個
  • 薄力粉 60g
  • みりん粕 50g

こぼれ梅チョコレートケーキの作り方

  1. チョコレートを割っておきます。市販チョコの割れる筋通りに普通に割ったくらいでやっています。
    バターは10gくらいずつ切っておきます。
    小麦粉は振るっておきます。
  2. チョコとバターをボールに入れて、湯煎で溶かします。
    80度くらいのお湯を大きいボールに入れて、そこに中型ボールにチョコとバターを入れたものを入れ、なんとなく溶けるまで放置。
    かなり溶けたらヘラで混ぜて滑らかにして、湯煎から外します。
    チョコを溶かしたところ
    チョコを溶かしたところ
  3. チョコレートが人肌くらいになったことを確認し、卵黄を投入し混ぜ合わせます。
    卵黄を混ぜた
    卵黄を混ぜた
  4. 別なボールに卵白を泡立てます(湯煎に使ってたボールをよく拭いて水分をとって使用)。
    ある程度泡立ったら、グラニュー糖の3分の1量を投入してさらに泡立て、
    泡立て一回目砂糖投入時
    泡立て一回目砂糖投入時

    きめが細かくなってきたら残りの砂糖を加えて、さらにツノが折れ曲がるくらいまで泡立てます。
    残りの砂糖を加えてさらに泡立て
    残りの砂糖を加えてさらに泡立て
  5. チョコレートの一部をこぼれ梅に合わせて混ぜ合わせて、
    チョコレートの一部とこぼれ梅を混ぜ合わせ
    チョコレートの一部とこぼれ梅を混ぜ合わせ

    さらにそれをチョコレート全体に混ぜ合わせます。
  6. そこに泡立てた卵白の約3分の1を加えて
    チョコに卵白の約3分の1を加えて
    チョコに卵白の約3分の1を加えて

    さっくり混ぜ合わせ、
    チョコに卵白の約3分の1を加えて混ぜたところ
    チョコに卵白の約3分の1を加えて混ぜたところ

    なんとなく混ざったら残りの卵白も入れてさっくり混ぜ合わせます。
    残りの卵白も入れて混ぜる
    残りの卵白も入れて混ぜる
  7. そこに振るった小麦粉をぱらぱらと投入し、さっくり混ぜ合わせます。
    (ゴムべらで混ぜるのがいいですが、見当たらなかったので木べら)
    粉なを入れてさっくり混ぜる
    粉なを入れてさっくり混ぜる
  8. 型に流し入れて、
    型に入れる
    型に入れる

    予熱したオーブンで220度で10分、その後150度で25分焼いて出来上がり。
    こぼれ梅チョコレートケーキ焼き上がり
    こぼれ梅チョコレートケーキ焼き上がり

こぼれ梅チョコレートケーキを食べてみて

バターとチョコレートの割合が高いからしっとりした感じで、小麦粉が少ないためほろほろしています。

ケーキの中でみりん粕のかすかなつぶつぶがあり、アクセントになっています。

もっと入れようか迷いましたが、あまりたくさん入れてみりん粕前面に出るのもアレなんで、このくらいでちょうど良かったかなと思います。

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